<調査背景>
コロナウイルスの影響でリアルでの旅行が難しくなり、旅行や遠出を疑似体験できるオンラインツアーが近年流行った。では実際に高齢者はオンラインツアーをどう考えているのか調査を行った。
本調査は在宅介護サービスを受けている高齢者が旅行に抱いているニーズや不安の把握とオンラインツアーへの関心を調査した。調査項目は、旅行の目的や今後行ってみたい場所、オンラインツアーについてどう感じているか等である。
<調査結果(一部)>
在宅介護サービスを受けている高齢者にオンラインツアーについて一番近い考え方を伺った。一番多かったのは44.5%「体験したいとは思わない」、次いで26.2%「分からない」で、29.3%が「興味がある」だった。「興味がある」を細分化すると、7.2%「無料であれば体験してみたい」、6.5%「家族・知人に会えるなら体験したい」、5.1%「お墓参りや法事に参加できるなら体験したい」という結果になった。この結果から、約3 割はオンラインツアーに興味があることが伺えた。
<調査概要>
調査名:要介護高齢者の旅行全般に関するアンケート
調査対象:当社が運営するデイサービスに通う在宅介護サービスを受ける高齢者
調査方法:紙とwebアンケートの両方にて実施
調査期間:2022年7月
有効回答数:計139名 うち女性86名、男性49名、無回答4名
その他シニアマーケティングリサーチについて、
詳細を知りたい方はこちらまでお問い合わせください。