<調査背景>
在宅生活を送る高齢者のなかには、食料品や日常生活用品、洋服等を自身の目で見て購入することが難しい方が多くいらっしゃる。当社ではお客様のニーズを受け、2020年より高齢者の在宅生活の意欲向上を目的として衣料販売事業「Flashy(フラッシー)」を始めた。販売内容は下着や靴下等の機能性商品だけでなく、ファッションや日常生活を楽しんでいただけるよう季節商品も揃えている。今回は実際に高齢者が洋服の購入時に重要視していることや洋服の着用・新調に対してどのような意識を抱いているのか実態を調査した。
<調査結果(一部)>
当社が運営するデイーサービスで洋服を購入されたお客様に対して、洋服を購入するに至った理由を伺った。「デザインや形が気に入ったから」が37.1%、「値段が手頃だったから」が17.1%、「スタッフにおススメされたから」が14.3%、「品質が良いと感じたから」が8.6%、「買い替えようと思ったから」が5.7%という結果となった。このことから、品質や値段以上に気に入るデザインかどうか、が重要視されていることが分かる。
<調査概要>
調査名:要介護高齢者が持つ洋服に対する意識について
調査対象:当社が運営するデイサービスに通う在宅介護サービスを受ける高齢者
調査方法:紙とwebアンケートの両方にて実施
調査期間:2022年2月
有効回答数:128件 うち、女性:79名、男性:49名
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