<調査背景>
厚生労働省は「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」にて、高齢者の「生活の質の向上」を目標として推進している。当社では「いくつになっても綺麗でいたい」という気持ちに寄り添い後押しすることは、生活の質向上及に繋がると考え、介護サービスを受けている高齢者にそのニーズについて調査を行うことにした。
本調査は男女で調査項目が分かれており、高齢女性をメインにスキンケア用品(基礎化粧品)の使用実態と意識について調査した。調査項目はスキンケア用品の購入場所や肌の悩み、ケア用品にかける上限金額等である。
<調査結果(一部)>
スキンケア用品の使用実態について、高齢女性は61.9%が「スキンケアをしている」と回答した。一方高齢男性は63.2%が「スキンケアをしていない」と回答し、正反対の結果となった。また高齢女性に関しては、25.0%が「過去にはスキンケアをしていた」と回答している。同調査ではスキンケアをしなくなった理由も伺っているが、64.0%は「ケアする必要性を感じなくなったから」と回答している。
<調査概要>
調査名:要介護高齢者のスキンケアに関するアンケート
調査対象:当社が運営するデイサービスに通う在宅介護サービスを受ける高齢者
調査方法:紙とwebアンケートの両方にて実施
調査期間:2022年3月
有効回答数:158名 女性84名、男性74名
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