<調査背景>
在宅生活を送る高齢者のなかには、食料品や日常生活用品、洋服等を自身の目で見て購入することが難しい方が多くいらっしゃる。当社ではお客様のニーズを受け、2020年より高齢者の在宅生活の意欲向上を目的として衣料販売事業「Flashy(フラッシー)」を始めた。販売内容は下着や靴下等の機能性商品だけでなく、ファッションや日常生活を楽しんでいただけるよう季節商品も揃えている。今回は実際に高齢者が洋服の購入時に重要視していることや洋服の着用・新調に対してどのような意識を抱いているのか実態を調査した。
<調査結果(一部)>
高齢女性の62%は、洋服を新調したとき「褒められたら嬉しい」「外出への意欲が上がる」等、ポジティブな気持ちになることがわかった。反対に高齢男性の64%は「何か感じたことはない」と異なる結果だった。この結果から、高齢の女性は男性よりも洋服への意識を高く持っており、自身の喜びやモチベーションに直結しやすいことがうかがえた。また、本調査では洋服の購入理由の約4割は「気に入ったから」、購入に至る理由の約4割は「デザイン」という結果となった。
<調査概要>
調査名:要介護高齢者が持つ洋服に対する意識について
調査対象:当社が運営するデイサービスに通う在宅介護サービスを受ける高齢者
調査方法:紙とwebアンケートの両方にて実施
有効回答数:128件 うち、女性:79名、男性:49名
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